プレバレエとは
「本格的なクラシックバレエの訓練にいたる準備段階」としています。
1. 姿勢の矯正
2. 身体の末端(手足の指先)までの神経を目覚めさせること。
3.
膝と足首を真直ぐに伸ばして保つこと。
プレバレエ段階ではまだ強靱さを要求しても無理なので「脚を長くする」感覚を身につけます。
4.
柔軟運動(ストレッチ)
バレエのポーズや動きを体得するための素地になります。
ただ、幼少期には体をゆがめる要因になるので、スプリッツ(脚の前後開脚)は行いません。
5. また、外部からの過剰に負荷をかけた柔軟運動も行いません。自分の力でできる範囲のストレッチです。
6. 音楽にのって体を動かすこと
7. スキップ、ギャロップなどの移動をするステップ
8.
情操面への働きかけや、感情を表現すること
お姫様などのロールプレイングなど。小さな頃はイマジネーションが豊富です。
9.
お友達とのコミュニケーションをとりながら、踊る楽しさを味わうこと
簡単な踊りやフォーメーションワークを行います。
幼稚園クラス4歳から6歳までまでのクラス。、
フロアエクササイズとセンターエクササイズが中心で、プレバレエ同様発育を大切に考えたお稽古です。(少しだけバーレッスンも行います。)実際にはまだバレエの本格的な訓練に至っていません。バレエの本格的な訓練を開始できるのはある程度骨格が安定し精神的にも落ち着き始めた9歳頃です。一般論として、これくらいの年齢になればバレエの訓練を開始しても無理のない子どもの割合が高くなるということです。
6歳頃になる少しずつ理解を示し始めます。センターでの動きが中心のお稽古なので、プレバレエクラスと類似しています。プレバレエと同様、このクラスではバレエのポジションの正確さ(完全に外に180度開いたという意味)は要求していません一般的な日本人ではこの形を先天的に出来る人はまれで、時間をじっくりかけて習得していくべきものです。ここで、形のみの正確さを子供に要求してしまうと、将来怪我をしやすい骨格や筋肉を作ってしまいます。そうしたことからも子どもひとりひとりの体の状態をレッスンの中でチェックし、準備が整ってきた子どもからポジションを正確な状態へと導きます。
それは本格的なバレエに取り組むための心と体の成長を遂げた子供達です。
骨が強くなってきていますから、負荷のかかることへの挑戦も少しずつトライしていけます。いよいよクラシックバレエの初級の段階へと入ります。
ついにこのクラスから本格的なバーレッスンが始まります。
ホントに初歩的なことをじっくり丁寧に学びます。
バーレッスンのメニューの一部もご紹介。
1. ドゥミ・プリエ & グラン・プリエ
2. バットマン・タンジュ
3. バットマン・ジュテ
4. ロン・デ・ジャン・ア・テール
5. クッペ
6. パッセ
etc....
センターレッスンではバーで行ったことのおさらいや、
腕の動き(ポールドブラ)、ストレッチを行います。
また、バレエの初級ステップ、アレグロを学びます。
1. 各ポジションでのソテ
2. アサンブレ
3. ジュテ
4. パ・ド・ブーレ数種
5. エシャペ・ソテ
etc....
バレエのアン・デ・オール(股関節の外旋)を守りながら、
数々のステップを習得することはけして容易では無く、根気強さや忍耐が必要です。こうしたプロセスを経て、子供達はステップと同時に忍耐強さを身につけ精神的にも強くなっていきます。
発表会やコンクールに出場する為の猛特訓はもちろん、普段のレッスンをもっと上手に踊れるようにマンツーマン指導を行います。
お子様一人一人のレベルに合ったレッスンが可能です。
毎年グループで一つの作品を作り上げたりイベント(ハロウィンやクリスマス)を行います。